広告・PR当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。掲載方針

経理・事務 / GUIDE

請求書をExcelとClaude Codeで作る|開業15年目の個人事業主が、保存と税理士への共有まで任せている方法

公開日:2026-11-01 最終更新:2026-11-01 文:西條洋平

広告・PR 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。この記事の最後に、請求書作成サービスの広告があります。

公式情報確認日:2026年10月31日(運営者のやり方は2026年10月時点)

この記事の結論(先に知りたい方へ)
  • 運営者(ハウスクリーニング業・開業15年目)は、請求書をExcelで作り、作成から保存、税理士への共有までをClaude Codeに指示しています。
  • 頼み方はシンプルで、「過去の請求書を見て、同じ形式・同じタイトルの付け方で作り、過去の例にならって保存して」と伝えています。
  • 前からのお客様の請求書は、シートをコピーして項目と金額を書くだけなので、時間はあまり変わりません。新しいお客様で、ページや保存先が何か所にも分かれるときは、半分の時間で終わるようになりました。
  • 月末に請求書のフォルダをGoogleドライブで税理士と共有し、税理士がfreeeに入力した内容を運営者が確認しています。銀行口座はfreeeと同期し、仕事で使ったクレジットカードの利用履歴も共有して、照らし合わせられるようにしています。

請求書ソフトを使わず、Excelで請求書を作っている個人事業主は少なくないと思います。この記事は、当サイトの運営者がExcelのまま、AI(Claude Code)に作成・保存・共有の手間を任せている方法を、本人から聞いたとおりにまとめたものです。インボイスの記載事項などの決まりごとは、国税庁の案内で確かめた内容を添えています。

運営者の請求書の流れ

  1. お客様ごとにExcelのファイルを作る。請求書のフォルダの中に、お客様ごとのExcelがあります。
  2. 締め日の月ごとにシートを分ける。1つのファイルの中で「1月〆」「2月〆」のように、月ごとにシート(ページ)を分けています。
  3. PDFにして、決まった名前で保存する。「○○様 ○○年○月〆」という名前でPDFを作り、請求書のフォルダに保存します。
  4. 確定申告用のフォルダにも保存する。同じPDFを、年度別の確定申告資料のフォルダにも入れています。
  5. 月末に税理士と共有する。請求書のフォルダを、Googleドライブで税理士と共有します。

運営者は、この流れをClaude Codeに指示して進めています。新しいやり方を一から説明するのではなく、過去の請求書を見本にさせるのがポイントです。

また、仕事の経費を税理士に確認してもらうため、仕事の買い物に使ったクレジットカードの会社のサイトから、月ごとの利用履歴と金額をCSVで出して共有する作業も指示しています。

Claude Codeへの頼み方

頼み方の例(運営者のやり方を文章にしたもの)

「請求書のフォルダにある過去のExcelの請求書を見て、同じ形式で○○様の○月〆の請求書を作ってください。タイトルの付け方も過去の例を参照してください。PDFは過去の例にならって、請求書のフォルダと○○年度の確定申告資料のフォルダに保存してください。」

月末には「請求書のフォルダを税理士とGoogleドライブで共有して」、経費の確認用には「仕事で使ったクレジットカードの今月の利用履歴と金額をCSVで出して共有して」という指示も出しています。

Claude Codeは、Anthropicの公式ドキュメントで、コードベースを読み取り、ファイルを編集し、コマンドを実行するツールと説明されています。ターミナル、IDE、デスクトップアプリ、ブラウザで使え、ほとんどの場合、ClaudeのサブスクリプションかAnthropic Consoleのアカウントが必要です。名前に「コード」とありますが、運営者のように、パソコンの中のExcelやPDFのファイルを整える作業にも使っています。

出典:Claude Code ドキュメント「概要」(確認日:2026年10月31日)

かかる時間はどう変わったか

表は左右にスクロールできます。

運営者の場合(本人の感覚)
場面Claude Codeに頼んでから
前からのお客様シートをコピーして項目と金額を書くだけなので、作成の時間はあまり変わらない
新しいお客様(ページや保存先が何か所にも分かれる)半分の時間で終わるようになった

時間が減ったのは、請求書の中身を書く部分より、新しいお客様のファイルやシートを用意して、決まった名前で何か所にも保存する、といった周りの作業でした。毎月同じ形で続ける作業ほど、過去の例を見本にさせるやり方が合います。

税理士との共有とfreeeでの確認

  • 請求書:月末に請求書のフォルダをGoogleドライブで共有します。税理士がfreeeに入力し、入力された内容を運営者が確認します。
  • 銀行口座:freeeと同期しているので、振込や引き落としを税理士も確認できます。
  • クレジットカード:仕事で使ったカードの利用履歴を共有しているので、freeeで同期した口座の動きと照らし合わせられます。

運営者が経理を税理士に任せた理由と結果は、税理士の探し方に書いています。会計ソフトにfreeeを使っているのは、税理士から「freeeで入力させてほしい」と言われたためです。

AIに任せるときに確かめたいこと

  • 宛名・金額・日付は自分で見る:AIが作った請求書は、送る前に宛名、金額、締め日、振込先を自分で確かめます。過去の請求書を見本にさせても、数字の取り違えがないとは限りません。
  • インボイスの記載事項:インボイス(適格請求書)を発行する場合は、国税庁が示す6つの記載事項がそろっているかを確認します。①交付先の氏名または名称、②自分(売手)の氏名または名称と登録番号、③取引年月日、④取引内容(軽減税率の対象品目である旨)、⑤10%・8%それぞれの対象となる対価の総額と適用税率、⑥10%・8%それぞれの消費税額等です。
  • パスワードはAIに渡さない:カード会社や銀行のサイトでの作業を手伝ってもらう場合も、ログインや認証コードの入力は自分で行うのが安全です。
  • 共有するフォルダを分ける:税理士と共有するのは請求書や申告資料のフォルダだけにして、関係のないファイルが見えないようにしておくと安心です。
  • 保存のルール:メールなどでPDFの請求書をやりとりする場合の保存方法(電子帳簿保存法の「電子取引」)は、国税庁の特設サイトで確認できます。迷ったら税理士に相談しましょう。

出典:国税庁「インボイス制度について」/国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」(確認日:2026年10月31日)

請求書ソフトに切り替える目安

運営者はExcelのまま続けていますが、次のような場合は、請求書作成サービスを使うほうが楽なこともあります。

  • お客様が増えて、毎月作る請求書の数が多い
  • Excelのファイルやシートの管理が負担になってきた
  • 請求書を郵送で送ることも多い

弥生の請求書作成サービス「Misoca」は、無料プランで請求書を月10通まで作れ、公式では「ずっと無料」と案内されています。郵送は無料プランでは使えず、有料プランで1通210円(税抜)です。プランの違いはMisocaの料金に、確定申告ソフトとの組み合わせは確定申告ソフトと請求書ツールの選び方にまとめています。

出典:弥生「Misoca 料金プラン」(確認日:2026年10月31日)

よくある質問

Excelの請求書のままで、税理士は困りませんか?

運営者の場合は、PDFをGoogleドライブで共有し、税理士がfreeeに入力しています。どの形で渡せばよいかは税理士によって違うので、頼むときに最初に確認しましょう。

Claude Codeを使うには何が必要ですか?

公式ドキュメントでは、ほとんどの使い方でClaudeのサブスクリプションかAnthropic Consoleのアカウントが必要とされています。デスクトップアプリで使う場合は有料のサブスクリプションが必要です。

AIに任せて、間違いは起きませんか?

起きる可能性はあります。運営者は、税理士がfreeeに入力した内容を自分で確認し、freeeと同期した銀行口座の動きや、共有したカードの利用履歴と照らし合わせています。請求書も、送る前に宛名と金額を確かめてください。

Excelの管理が負担になったら。

請求書は、無料のMisocaから試す方法もある。

  • 運営者はExcel+Claude Codeで作成(Misocaは使っていません)
  • 無料プランで請求書を月10通まで(公式で「ずっと無料」)
  • 郵送は有料プランで1通210円(税抜)

広告・PR/リンク先は弥生の公式サイトです。リンク経由の申込みで運営者が報酬を受け取る場合があります。